突然唇を奪って、驚いたあなたを見て俺は口角を上げた。我ながら作り物めいた笑みだと思う。もっと上手く笑えれば、あなたは喜んでくれるのかな。
俺だってこんなこと、やりたくてやっているわけじゃない。ただ、あなただから、あなただけにしていることだとわかってほしい。他の誰かに同じことを、なんて折れてもやりたくない。あなたが他の誰かに奪われるくらないなら、この身の全てであなたを繋ぎ止めていたい。あなたの初な仕草に背徳感を覚える。
主、どうかこんな俺を許してください。あなたのお側にあり続けるため、あなたの一番であり続けるため、今日も俺はあなたの恋心を利用する。
了
※コメントは最大500文字、5回まで送信できます